イチロー選手の野球人生を支えた足つぼ
今年現役引退を発表されたイチロー選手。
私はそこまで野球に詳しくなく家族が好きだからなんとなく一緒に見ている程度なのですが…
イチロー選手と言えば、私たち足つぼの施術者の間で子どもの頃から足つぼを体のケアに取り入れていることで有名です。
今日はそんなイチロー選手の足つぼに関するエピソードをご紹介します。
小さい頃から野球が大好きだったイチロー少年。
小学校2年生からクラブに入りその頃からお父さんと特訓を始めました。
毎晩2人でキャッチボールをしてクタクタになるまで練習します。
疲れてふてくされてしまうこともあったそうで、そんな時お父さんは夜に息子の足をもんであげました。
すると、ウトウトしてぐっすり眠りに落ちていきます。
足をほぐした翌日はスッキリ起きて、機嫌も直っていることに気づいたお父さんはそれからキャッチボールの後に1時間かけてイチロー少年の足を揉むことが日課になっていきました。
(このエピソードはお父さんの著書「父と息子ーイチローと私はの二十一年」に書かれています。)
お父さんの毎晩1時間の足つぼで幼少期から足裏アーチのバランスが整い、正しい姿勢が身についたり、集中力や運動機能が高まるなど野球をする上での基盤ができていったのでしょう。
ここから更に努力を重ね見事プロ入り、小柄な体格ながらメジャーでも大活躍。
そんなイチロー選手はプロになってからも毎晩の足裏ほぐしを欠かしませんでした。
これはNHKのプロフェッショナルという番組で密着取材をした時のもので、遠征先のホテルに足裏ローラーを持ち込み、寝る前にケアをしている様子です。
子どもの頃、お父さんにしてもらっていた足つぼがプロのケアとしても必要なものだと身体で実感していて、自分でも続けていたんですね。
イチロー選手のお父さんが足つぼを始めた時はマッサージの知識も経験もなく、会話をしながら息子が気持ち良さそうにする部分をただひたすらほぐしてあげていたそうです。
疲れ果てた息子に口下手な自分がしてあげられるスキンシップだった、と著書の中で振り返っていますが実はこれがとっても大事なことなんです😉
足つぼは81箇所の反射区を刺激するものですが、細かく場所を把握してなくても大丈夫。しこりのある部分を中心に全体を揉みほぐすだけでも充分に効果を発揮します。
正しい位置より、毎日続けることが大切なのです。
また、子どもにとってそれ以上に大切なのが「誰かに触れられている」という安心感や愛情を感じること。
精神状態が安定することで子どもはすくすく育ち、自分に自信を持って良い部分を伸ばしていけます。
最近、世界的に英才教育として足つぼが注目されていて親子でサロンに通う方も増えてきています。
運動機能や集中力アップや、血行が良くなり臓器の機能が高まることで怪我や風邪を予防したり早く治せる身体づくりにも役立つからです。
ただ、小さなお子さんに関してはまだ足裏も柔らかいですし、サロンを利用するよりイチロー選手のお父さんのように親御さんからスキンシップのようにやって頂くのがオススメです!
ぜひ、「ちょっと足かしてごらん」と触ってみてあげてください。お子様の足の成長も感じられて楽しいかもしれません^^
shanti spaでは今後、家族や友達、恋人にやってあげられるような簡単な足つぼ講座を計画中です。その際はまた告知させて頂きますね♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。