足つぼは痛いから苦手…という方に知ってほしい痛みの理由
こんにちは、台湾式足つぼセラピスト万里子です。
足つぼ、特に台湾式というと「痛いから苦手という方が結構いらっしゃいますよね。バラエティの罰ゲームの印象が強いのか最初怖がるお客様も多いです。
テレビは演出でわざと痛くしているのと、芸人さんのリアクションが上手で誇張されていることもあり、実際はあんなに仰け反るほどの力ではやりません。(体に力が入ってしまうと緊張で他の部分が凝ってしまうので)
痛みの感覚は個人差があるので、どのぐらいか伝えるのは難しいのですが、その人に合った痛気持ちいい、深い圧で刺激をします。
なんだ、やっぱり痛いんじゃない!と思いますよね^^;
でも、痛く感じるのにはちゃんと理由があるんです!今日はそれを知って頂こうと思います。
痛みの理由…
足裏には全身の各器官とつながる末梢神経の集中した部分があります。いわゆる反射区と呼ばれているものです。
こんな感じで地図のようにゾーンが分かれていて、上から頭部→肩周り→内臓→骨盤周りと体と同じ配置で神経が集中しています。
この反射区(神経)に深い刺激を与えることで体に反応を起こすのが足つぼ・リフレクソロジーの施術なのですが、疲れていたり弱っていると反射区の上にしこりのような老廃物が溜まります。
足つぼではその老廃物を潰し、つぶれたものが神経を圧迫するため痛みを感じるのです。
つまり、足つぼで痛いのはそれだけ体に老廃物や疲れが溜まっているということです。
痛みを感じやすい人
- 初めて足つぼを受ける(老廃物が蓄積されている場合)
- 運動不足
- 同じ姿勢でいることが多い
- タバコ、お酒、冷たいもの、甘いもの、添加物…を多く摂取する
- お薬(抗生物質など)を服用している
などは足元がむくんだり老廃物もたまりやすいため、痛みを感じやすいです。
この説明をしなかったり、技術的に未熟で表面的な痛い圧を入れてしまうセラピストが多いため、足つぼ=「よくわからないけど痛い」と苦手意識を持たれている部分もあると思います。
刺激がなぜ身体に効くのか?
刺激の伝達は有線伝導・無線伝導があります。
有線伝導…神経を伝わって刺激が伝わる。
- 中枢神経系…脊髄→中枢神経→脳幹→運動神経→各器官のルートで伝達。
- 脊髄反射…脳まで伝達せず直接脊髄から器官に伝達。
無線伝導…体液振動による伝達。刺激によって体液(血液やリンパ液)の振動が起こり、その振動が各器官の周波数に同調して伝達。人間の身体の60〜70%は水分で構成されているため、体液振動による伝達は大きいと考えられます。
反射区刺激による効果
先述した3つの伝達メカニズムにより、反射区(末梢神経)を刺激することで下記の効果が得られます。
病気になりにくい体づくりや、ケガをしたり風邪をひいても早く治す力がつきます。
細胞が活性化し、血が巡ることで髪や爪がツヤツヤになったり、肌の血色アップや痩せやすい体づくりなど美容にも繋がります。
足つぼを受けるといいことがいっぱいなんですよ^^
私のサロン、shanti spaではお客様の体の反応を見ながら受けられる範囲で力加減を調節しますので怖がらず、ぜひお試しくださいね!
長くなってきたので、もうひとつの嬉しい効果、「足裏アーチを整えて正しい姿勢をつくること」については次の記事に続きます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^